小型球形ウイルスと総称される種類のもので 2002年8月に「ノロウイルス」と正式に命名されました。 これまで冬場に発生する多くの急性胃腸炎や食中毒は 原因不明とされてきましたが、これらのほとんどが このウイルスが原因だとわかってきました。 発生件数ではカンピロバクター菌・サルモネラ菌・腸炎ビブリオ菌などによる食中毒と、ほぼ並んでいますが、 患者数ではダントツ一位です。 このノロウイルスは 人間の生きた腸管細胞の中でのみ増殖できます。